クマムシ、ご存知耐久力では地球最強の動物。
熱帯から極地方、超深海から高山、温泉の中まで、地球上のほとんどありとあらゆる環境に生息する。
乾眠と呼ばれる状態にすると代謝率が1万分の1まで低下しているため、空気がなくても、餌がなくても、水がなくても生き延びることができる。
通常は体重の85%をしめる水分を0.05%まで減らし、極度の乾燥状態にも耐える。
151℃の高温から、ほぼ絶対零度の極低温まで耐える。
真空から7万5000気圧まで耐える。
ヒトのX線致死線量は500レントゲンだが、クマムシは57万レントゲン。
大量の放射能を浴びてDNAが損傷した場合には、これを修復することもできる。
通常の条件で乾眠の状態から蘇生し動き回った最長期間は、公式な記録としては10年程度だが、冷凍状態や無酸素状態だと保存期間は伸びるという。
宇宙空間に直接さらされても10日間生存していたことが発見され、動物では初めての発見となった。
何という圧倒的なスペック。
ついこないだまでこいつに勝る生物は居ないと思ってた。
だが世の中は広い。
とんでもない生物がいやがった。
奴の名はベニクラゲ。
そうクラゲだ。
だがただのクラゲじゃない。
ある一定の期間を迎えると成体から幼生に戻る。
そしてまた成長する。
以下無限ループ。
要するに、永遠に生きられるわけだ!
ふはあっ、リアル火の鳥じゃねえか!
手塚先生もビックリだ。
そして忘れちゃいけないプラナリア。
高校生の頃に習ったなあ。
この動物の再生能力は凄まじい。
前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口から頭部、後ろの切り口から尾部が再生される。
頭に切れ込みを入れ3等分にすれば、3つの頭を持つプラナリアに再生する。
ケルベロス状態も、ヤマタノオロチ状態も可能。
ぬおお・・・。
お前らホントに動物か?
☆☆☆
さあ、始まりました「真・地上最強決定戦」!
リング上にはいずれ劣らぬ猛者たちが集っています。
最強のタフガイ・クマムシ!
リアルフェニックス・ベニクラゲ!
無限1up・プラナリア!
この戦いを制するのは誰なのか、全く予想がつきません。
あーっと、ここで開始のゴングです。
さあ、三者とも静かな立ち上がり。
まずは出方を見極めるつもりのようです。
えー、10分が経ちましたがまだ誰も動きません。
客席からはブーイングが聞こえてきます。
あっ、リングに物を投げないでください!
リングに物を投げないでください!
☆☆☆
まあね、誰も攻撃力無いからね。
おまけにプラナリアは水質が悪化するとご臨終。
クマムシもベニクラゲも物理攻撃喰らうとあっけなく死ぬ。
強いんだか弱いんだか。
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