発売から五日も経って今更ではあるが、事件だ。
出版社の違うメジャーマンガ雑誌二誌の表紙を井上雄彦が独占。

付録としてコラボカバーも。
すげえなあ井上雄彦。
言わずと知れた『スラムダンク』の作者。
05年に水島新司大先生がモーニングと少年チャンピオン二誌にまたがって『野球狂の詩』と『ドカベン』で同一試合をチーム別視点で8週連続同時連載で描き分けるってのやってたけど、あれはマンガ家生活50周年のお祭りだったからなあ。
もうマンガの仙人みたいなもんですわ。
井上雄彦は20年。
人気の程がうかがえる。
『バガボンド』のブレイクっぷりは言うに及ばず。
ちなみに赤塚不二夫大先生の『天才バカボン』もバガボンドから名付けられた。
ヤングジャンプにて不定期連載中の『リアル』、これが素晴らしい作品だ。
読んでいて不覚にも涙すること数回。
障害者バスケをテーマにマンガなぞ誰が描けるのか?
バスケ奨学金まで設立した井上氏ならではだろう。
煌びやかなNBAのスターも出てこなければ、迫力あるダンクシュートも描かれない。
おおよそバスケマンガのキモとなるべき物が存在しない。
ただそこにあるのは『リアル』。
障害者の現実。
それを取り巻く家族の現実。
恋人の現実。
友人の現実。
若者の現実。
『スラムダンク』のラストで桜木花道が腰を故障していたのがこの作品を暗示するかのようだ。
安西先生・・・!!『リアル』が読みたいです・・・。
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