セ○ム、入ってますか?

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イ・ビョンボンと新庄ってよく似てるよね。

そんな事を書こうと思って日記を開いた途端、階下から鍋をひっくり返したような金属音が!
「何事だ?」
時間はAM1:00。
親はとっくに寝静まっている。
数日前に朝の四時頃我が家の玄関をガチャガチャ開けようとしていたヤツが居たとの話が自然と思い出された。
「ヤベエな。」
おのずと心拍数が上がってくる。
そのままにしておくわけにもいかず一階へ行く事に。
パチリ。
階段の電気を点ける。
不審者無し。
そのまま階段を降り、玄関に。
パチリ。
玄関にも不審者無し。
そこでようやく武器アイテム入手。
自室にもチャンバラ役者時代に愛用していた六尺棒があるのだが、いかんせん180cmオーバーの代物だ。
屋内戦闘では使い勝手が悪すぎる。
玄関には剣道を始めた時から使っている木刀がこんな時のために常備してあった。
20年以上にわたって使っている愛刀だ。
刀身には『風林火山』の四文字が入っている。
いや俺がマジックで書いたんだけど。
ソレをしっかり握り締める。
うん、手に馴染む。
風林火山の重量と共に心にも少し余裕ができた。
いざ探索。
気分はリアル・バイオハザード。
居間に用心深く踏み入る。
左右を確認し異常が無い事を確かめ灯りをつける。
そのまま台所まで行くが特に変わった事は無い。
鍋も別にひっくり返っちゃいない。
「ん?じゃあさっきのは何の音だ?」
気にしつつも考えても分かるはずも無いので探索再開。
次に茶室へ。
ここも大丈夫だ。
その他風呂等も念のために確認するが問題なし。
「となると外か?」
動きやすいようにスニーカーを履き玄関を開ける。
外に出て素早く左右を確認。
何だか動きが「さま」になってきた。
「うん、刑事ものドラマのオファーがいつ来ても大丈夫だな。」
いや、永遠に来ないですから。
しかし冗談抜きでいつの間にか動き方がチャンバラモードに移行。
風林火山を下段に構え、摺り足で用心深く庭を移動。
愛犬エルザゾーン、異常無し。
つーかエルザさんのんきに寝てる場合じゃないですよ!
後は裏口の方だけだ。
ここで一つ問題が。
一階は雨戸を閉めている為屋内からの灯りが全く漏れてこない。
街灯も死角になっている。
そのため裏口付近は真っ暗なのだ。
しかし探索を打ち切るなんてとんでもない。
細心の注意を払って移動する。
すでに心拍数はMAX。
ラ~イドン・ナイ ライドン・ナウ ラ~イドン・タイム♪
それ違う。
風林火山を握り直し、一呼吸する。
一歩、また一歩と進みようやく全て見通せる位置まで。
「ふう、何にも無かったか。」
ハリウッド映画ならここで背後から襲われるシーンだが、ここはお箸の国ニッポン。
そのまま家の中へと引き揚げる。
「やれやれだ。」
茶室や居間の電気を消しながらぼやく俺。
何だか疲れたのでさっさと寝ようと二階に戻ろうとした時ふと気づく。
「物置確認してねえや!」
いや常識的に考えてそんなとこに不審人物が隠れてるわけが無いってのは分かってるんだけど、やっぱり見ておかないことには枕を高くして眠れんのだ。
今一度風林火山を握り締め、いざ物置へ。
今度は裏口から外へ出て、物置の前に立つ。
木刀を構え、切っ先で扉を勢いよくスライドさせるとそこには...。
古新聞の山とエルザさんの餌入れと各種工具がっ!
うん、いつも通りの物置ね。
「はいはい、寝よう寝よう。」
なんだかアホらしくなってきて家の中に入る。
と、ここでまた余計な事に気づいてしまった。
「あれ?家の中の物なんにも倒れたり落ちたりしてなかったし、外にもそんな物無いよな。じゃあさっきの音は結局なんなんだ?」
俺の耳がおかしくなければ間違いなく金属が落ちたりして何かにぶつかった音だった。
聴こえてきた感じからして家の中からの音だった。

・・・・・。
寝よう。
明るくなるまで寝よう。
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このページは、GAUCHEが2005年3月12日 23:38に書いたブログ記事です。

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