バブル真っ盛りの頃の話。
当時18歳の俺は好きな子とデートする事に。
何かプレゼントしようと思いアレコレ思案。
ん?つい最近も同じようなことしてたな。
全然変わってないのか俺は。
まあいいや。
そう決めたのはいいが、なんせ18だ。
今まで女の子にプレゼントなんかあげたこと無い。
何を買ったらいいか皆目見当が付かず。
で、思い立った。
「女の子のことは女の子に聞こう!」
これが間違いの元だった。
何でそう思ったんだろう?
どっかから電波が届いたとしか...。
自分の好きな子なんだから、それぐらい事前の会話でリサーチしておけよ!→18の俺。
結局当時のバイト先であるマックにて23,4歳の女性に質問。
「女の子って何プレゼントされたら喜ぶかね?」
「何?好きな子にあげるの?」
「うん、まあ一応。」
「自分では何か考えた?」
「んー、オルゴールとか。」
「バカねアンタ!そんなの邪魔なだけよ。」
「え、そーなの?じゃあ何がいいのかな?」
「そんなのアンタ決まってるじゃない。アクセサリーよ、アクセサリー。」
「なるほど。」
「絶対喜ぶからビシッと決めてきなさい!」
その言葉を信じてネックレスを購入。
いくらか忘れたが18歳の財布には痛い金額だったと思う。
そしてデート当日。
土曜の午後に待ち合わせて映画→食事のド定番コース。
ここまではまあまあの雰囲気。
デザートも食べ終わって一息ついた頃おもむろにプレゼントを渡す。
「えっ、嬉しい~!なになに?」
「開けてみてよ。」
喜んでるの見て少し得意そうな俺。
箱を開けたらもっと喜ぶだろうな。
中身を確認した彼女。
「わあー...、ありがとー...。」
...んっ?
反応薄っ!!!
...えっ?
そのまましまっちゃったよ!
普通その場でつけるだろ!
ととと・とりあえず気を取り直して会話をつなげるが何だか微妙な雰囲気。
そしてそのまま帰宅。
翌週学校で会うも非常にそっけない。
もちろんネックレスをつけてるのなんか見れもせず。
そしてこの恋はそのまま消滅。
まだ付き合うことも決定してない、言わば「お試し期間中」にそんなものプレゼントしたらそりゃ引くわ。
重い。
重すぎ。
重すぎれば。
もちろんそれで喜ぶ子もいるだろうけどね。
その子はそういうタイプじゃ無かった。
オルゴールもどうかと思うけどね。
だから事前にリサーチしろと→18の俺。
時はバブル華やかなりし頃。
俺が相談した女性はきっと「貢くん」をたくさん持ってたんだろなあ。
プレゼントは貴金属が当たり前だったんだろうなあ。
ジョン・ロビンソンどこ行ったんだろうなあ。
「ジュリアナズ・トキオーーーーーー!!!」
追記
そのデートのお相手も去年結婚。
今じゃ子供もいる。
見たいような見たくないような...。
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