現在もシリーズが続く超人気番組「仮面ライダー」。
実はそんなに好きではない。
30男が何言ってんだって気もするが、最後まで書こう。
原作版は無理矢理改造された哀しみがあってまだいけるのだが、TVシリーズにゃそれが微塵も無い。
まあ子供向けの番組(最近は奥様向け?)だからしょうがないのだが。
にしても原作もTVも弱点無さ過ぎ。
幼少期にもそんなに惹かれた覚えがない。
唯一原作版の「ブラック」はラストがダークで好き。
同じ石ノ森作品でもキカイダーはまるで違う。
敵は全て兄弟。
良心回路という不完全な部品を搭載した危うさ。
全編を貫く異端者の哀しみ。
極めつけはキカイダーによる味方も含めた兄弟皆殺しという驚愕のラスト。
俺的石ノ森作品ベストワンだ。
要するに、「ヒーローには影がないとダメ」と言う話である。
完全無欠のヒーローなんてただの嫌な奴だ。
それでなくとも「ヒーロー」になるには「誰かの不幸」が必要なのだから。
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